
こんにちは、狛江人(@komaebito)です。
今回は実際に未経験からエンジニアへの転職に成功させたJさん(30代男性)に転職の体験談をお聞きする機会がありました。
全くの未経験者からどのようにしてエンジニアの職に就くことができたのか?実際にどのような工夫をしたのかを詳しく聞いていこうと思いますので、まだ未経験だけどエンジニアの仕事をしたい!と思っている方はぜひ参考にしてくださいね!
Contents
なぜエンジニアへの転職を目指したのか?
社会人になって今の会社に入りましたが、なんとなくモヤモヤした将来への不安がありました。
世間的には安定していると言われている会社でしたが、このご時世では安定している会社なんて幻想です。
このままずっとこの会社にいるのか、もし転職しようと思った時に自分は市場価値があるのかなど、社会人1年目から不安を感じていました。
不安を感じるには早すぎたかもしれませんが、残業代を稼ごうとする先輩や就業時間中に居眠りをする上司を見てだんだんと不安が大きくなっていきました。
その不安の中で、手に職をつけてスキルアップし、私にしかできない仕事をしたいと思うようになりました。
それ以外に何か理由はありましたか?
実は、前職で引っかかっていたことがあります。それは上司が文句を言いながら、楽しくなさそうに仕事をしていることです。
私は嫌ならやめればいいのにと思っていました。社外で通用するスキルがないことや、文句は言うけどなんだかんだ今の環境に慣れてしまって転職する気は無いようでした。
私もこのままだと、上司みたいにこの会社に縛りついていないと生きていけなくなるかもしれないと、人ごとでないように思いました。
さらに当たり前のように週5日働いているけど、疲れたら休みを増やしたいし、満員電車には乗りたくないとも思っていました。
そういう職場はマイナスの雰囲気が漂っていて、居心地悪いですよね。
はい、そうですね。
そのため、手に職をつけられることと、自由な働き方ができるということからエンジニアにキャリアチェンジすることを目指しました。
転職しようと思って色々な職種を見ましたが、やはりエンジニアが最適解であると感じました。さらにエンジニアはどこも人手不足なのです。他の職種に比べて未経験で入りやすく、実務を積んでいけば着実にキャリアアップできることもエンジニアのいいところではないでしょうか。
今はエンジニア人手不足ですね。とはいえ未経験でポンポン入れるほど甘くもないと思いましたが、エンジニア転職に当たって具体的にどのような準備をされたのでしょうか?
エンジニア転職で工夫したポイント(Jさん談)
徹底的に情報収集をする
転職をする際はどの業界でも情報収集は欠かせません。もちろん私もインターネットやエンジニアの方にお話を聞いて情報収集しました。
いくら人手が足りていないエンジニアと言っても、未経験で転職できる企業は限られてきます。残業が多い上に残業代がでないとてつもなくブラックな企業もあるようです。また、ひとえにWeb系企業といっても自社開発、受託開発、SES(システムエンジニアリング契約)などの形態があります。業務としてもフロントエンド、バックエンド、インフラがあります。また、それらや研修制度があるかなどの情報を集めました。
プログラミングスクールに通う
まず、エンジニアとして転職する前にプログラミングスクールに通うことにしました。全くの未経験だと入れる会社が限られてくること、エンジニアに向いているかわからなかったことから、まずプログラミングスクールでプログラミングの基礎を学びました。
転職する際にはポートフォリオという、自分で勉強してどれくらいプログラミングできるようになったかを示す作品があるといいとのことで、スクールでこのポートフォリオも作成しました。
私は仕事をしながら6ヶ月ほど学習をしました。平日は仕事終わってから約2時間、休日は丸一日勉強に当てていました。私が通っていたスクールは転職保証もあったので、転職への大きな不安はありませんでした。
プログラミングスクール外での学習
プログラミングスクールでの勉強の他にも、勉強会に参加しました。エンジニアとして働いている人からお話しを聞くことができたり、業務としてどのようにコードを書いているのか垣間見ることができるので、エンジニアのコミュニティに参加するのはおすすめです。
ネットで調べれば都内では毎日のように勉強会が開催されています。はじめに勉強会に行った時はエンジニアってなんて勉強熱心なんだ!と感心しました。
仕事をしながら、プログラミングスクールに通い、
エンジニアのコミュニティーに参加とはまさにエンジニアの鏡ですね!最後に転職を成功させるために意識したことなどあれば教えてください。
では、転職を成功させるためにしてきたことを紹介します
転職を成功させるために意識したこと(Jさん談)
戦略的に動く
まずは、「なぜ転職をするのか」「転職で叶えることは何か」を明確にすることが大事です。会社選びでどうしても譲れないこと、少しは妥協できることをまとめて言語化しておく必要があります。
自分の中に転職の軸があれば、あとは自分に合う会社を探すだけです。そして行きたい会社が見つかったら、自分の過去の経験や思いから会社のビジョンなどと一致している部分を探して面接に臨みましょう。
しかし、せっかく行きたい会社が見つかっても、会社があなたを採用したいと思わなければなりません。その会社が求めている人材になっているのか?採用されるためにあなた自身がスキルアップする必要も出てくるかもしれません。
諦めないこと
転職にチャレンジする前から諦めないようにしましょう。エンジニアは技術力さえあれば学歴も年齢も関係ありません。もし未経験だとしても大丈夫です。年齢制限を設けているところもありますが、エンジニアは技術力があれば、求められます。もちろん、技術+コミュニケーション能力も必要ですけどね。
キャリアチェンジの最初では苦労するかもしれませんが、数年経験を積めば未経験というタグが外れて、転職しやすくなります。何歳でも遅くありません。人生で一番若いのは今です。覚悟を決めて粘り強く取り組むことが成功の鍵だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分はもともとエンジニアからの転職経験しなかったので、
これからエンジニアを目指される方は参考になるのではないでしょうか?では、Jさん、最後に何か一言あれば、お願いいたします。
はい。
私の未経験からエンジニアへ転職するまでのお話をしてきました。
エンジニアのいいところは学歴が関係なく、努力した分だけ身になるところだと思っています。さらにどのビジネスでもITは不可欠になり、これからさらにエンジニアの需要が高まっていきます。
エンジニアになりたいけどどうすればいいかわからないという人はまず行動してみましょう。
エンジニアってハードルが高そうですよね。私も最初はそう思っていました。慣れるまではわからないことがたくさんあって苦労することも多いですが、だんだんスラスラとコードが書けるようになり、自分の書いたコードで画面が変わったりするのでゲームをしているような感覚になります。
今はプログラミングスクールがあり、インターネットやYouTubeでもプログラミングを学習できる環境があるので一度やってみて、楽しそうであればエンジニアとして転職することを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
【エンジニア転職で工夫したポイント】
・エンジニアにもいろいろな種類がある。何をやりたいのかを明確にする
・プログラミングの最低限の基礎を学び、ポートフォリオを持つ
・エンジニアのコミュニティーに参加し、エンジニアの生の声を聞く
【転職を成功させるために意識したこと】
・譲れないポイントを明確にし、入りたい企業のためにはスキルアップも図る
・未経験と尻込みせず、チャレンジする